どっちが親切ですか?|考えが浅い方には耳が痛い話ーその1

客「Lは残っていますか?」

に対して

  • 店員A「いいえ、ありません」
  • 店員B「LL以外残っていません」

これは、S/M/L/LLの4種類の商品を販売しているショップでの客と店員のやり取りです。この場面は、4つのうちLL以外の3つが売り切れの状況です。

もちろん、「申し訳ありませんが、Lは品切れでございます」のように、いくらでも丁寧な表現はあるでしょう。でも、ここではそういうことを問題にしているわけではありません。

相手に伝えている内容だけを見てみましょう。

それぞれの答え方は

  • 店員A「いいえ、ありません」👉聞いたことだけがわかる
  • 店員B「LL以外残っていません」👉聞いたこと以外の情報わかる

ということになります。

「だけ」と「も」に注目してください。

パット見では、Bさんのほうが親切な感じがします。S/M/Lすべてが品切れだという、他の情報提供しているわけですから。おまけに、客に他のサイズの在庫確認の手間をかけさせないということにもなります。

一方、Aさんはただ否定しているだけで、不親切感満載です。

でも、「Aさんみたいに相手が知りたいことだけに答えることのほうが親切なのでは?」と感じる方もいるかもしれません。逆に、「Lがほしい人にSやMの在庫があるなんてことはどうでもいいことだ」と思う方もいるかもしれません。

さあ、わけがわからなくなってきました(笑)

なんとなくどっちが親切かなんて決められない感じがしてきましたね。そもそも、客側の好みも絡んできますしね。そのときのコンディションにもよるし、ますます判断しづらくなってきました。

というわけで、良い悪いなど決めつけることはできないので、相手の気遣いを思いやることが大切です。

などと終えたりはしません。

あくまでも、僕の個人的な感覚ですが、大事なことを見落としているような気がします。

Bさんに注目。

「LL以外残っていません」

この表現から確かにLが品切れだということがわかります。

でも、実際は

「LL以外は残っていない👉ということはLは品切れ」

という頭の中での変換を強制していることになります。

極端な言い方をすれば、

「LL以外はないといってるんだから、Lがあるかどうかは自分で判断しろ」といっているわけです。当人にその気があるかないかなんて関係ありません。

客に何かを強制する店員を親切だなんていえますか?

次の例(本当は実話)はいかがでしょう。

近場に評判の良いフレンチの店があると聞いて行ってみたところ、

「ああ、ラストオーダー2時半なんです。もっと早く来てくれなくちゃ。夕方は5時から開店するのでまた来てください」

とおっしゃってくださいました(笑)

今食事したいといってるのに、夕食のことなんかどうでもいいですよね。

これって、「Lは品切れなんです。きつくて着られないMはいかがですか?」といっているのと変わりありません。
ここまで物ごとがわからない人が普通に社会人ヅラして生きているのです。おまけに客商売をしているっていうんだから驚きです。

では、結論です。

聞かれたことにきちんと答えず、客に判断を強制するBさんは、親切どころか失礼極まりない。

…と直接言ってあげなかったわけは何でしょう?

答がわかった方は公式LINEより送信してください。
ナイスな回答をされた方には、プレゼントがあるかもしれません。

ヒント:相手がボディビルダーみたいに屈強なオヤジだったからではありません。見たところ40代ぐらいの女性でした。