
昼間だったから
ヘッドライトなんか点けなくても見通しはよかったのです。
「帰り=夜」と思い込みませんでしたか?
「疲れてくる頃=夜」とか。
さらに、
元々ヒロシさんはスピード狂で、この日はふだんでは考えられないノロノロ運転をして帰ったのです。
「ふだんでは考えられないスピード」→「速い」と思い込みませんでしたか?
ちょっと意地悪でしたが、ヒロシさんに威勢のいい言い方をさせ、ノロノロ運転にあなたの意識が向かないようにしました。
勝手な思い込みですよね。
「◯◯だから」そんなことはあるはずがない。
というとき、「◯◯だから、どうだろう?」と一生懸命に考えはしても、なぜか「◯◯だから」の部分を疑わないんですよね。
前提部分の真偽に関してはほとんど気にしないのです。
今回の例でいえば、
「夜は暗いから」→「ヘッドライトなしで猛スピードで走行することはできない」
こういう思考ははたらいても、
夜だという前提が正しいかどうか
に意識がいかないんですね。
AだからBだの真偽を考えても、Aであることの真偽を考えない
ということです。
まとめ
「なぜなんだろう?」と思ったら、自分が当然そうだと思っていることを疑ってみましょう。