
一言で表すとすべてのものに極がある
極性の法則を理解しようとして、つまずく人たちは
相反するものは別のものだ
という考えを持ってしまうことが多いようです。
「大きい」と「小さい」が反対の概念を表すことは、小さなお子さんでもわかることです。
それなのに、「明るい」と「暗い」が同じだなどといわれて、「あ、そうだったんですね」とスンナリ受け入れられる人のほうが珍しいかもしれません。
ところが、受け入れていただくしかないんですよ。
明らかに反対に思えるこの2つのものが
同じ性質上の程度の違いでしかない
ということが理解できれば、極性の法則を活用しやすくなります。
大きさ、明るさといった何かの性質を表す際に、いちいち単位で表していたらとても不都合だらけになってしまうことでしょう。
「そろそろ○○ルクスになるから、灯りを点けなさいよ」
「こんにちは、毎日○○℃の日がつづいて大変ですね」
こんな世の中、嫌ですよね?
そこで、一見反対に見える2つのものを用意して、比べることにより表現できるようにしているのです。
すべては程度の違いでしかないと気づくと、人生での問題がたくさん解消される体験をすることができます。
投影の法則との組み合わせで、さらに気づきを得ていくことができるでしょう。