
一言で表すと他人は自分の映し鏡
投影の法則を理解しようとして、つまずく人たちは
ものごとは決まっている
という考えを持ってしまうことが多いようです。
理解が進むと自然と受け入れられるのですが、はじめは確かにわかりにくいでしょうね。
たとえば、Aさんが難しいクイズにチャレンジしたとします。
あれこれ考えても正解が出せずに四苦八苦していました。
そんなとき、通りすがりの人が、「あ、その答は●●だよ」と一言。
Aさんは、飛び跳ねて喜び、その通りすがりの人に感謝しました。
というわけで、この人はとても感謝すべき素敵な人だということになりました…なんてことにはなりません!
もし、絶対に自力で解いてやるぞと意気込んでいるBさんに同じことをしたらどうでしょう?
この人は、恨まれてしまうかもしれませんよね。
このように、
Aさん、Bさんがどう感じるのかが決まっているだけで、通りすがりの人がどんな人なのかは決まっていないのです。
もし決まってたとしたら、この人に対してこの世のすべての人びとが同じ感じ方をしなければ、つじつまが合いません。
そうでないことが、十分な証拠になっていますよね。